全国エコメッセージ絵画コンクール2023 Baobab tree

2019年度 受賞作品

テーマ『つながる世界“とどける”おもい~未来へのおもいを絵にしよう~』

環境大臣賞

「みんなでなかよく海の中」

兵庫県 青木 羽純(4年)

みんなが気持ちよくすごせるよう 海をきれいにしたいから。

審査員のコメント

奥 真美
(首都大学東京・都市環境学部教授)

手のひらや足裏のかたちを使って海の生き物を表現した、とてもかわいらしい作品で、思わず笑みがこぼれてしまいました。幸せそうに暮らす多様な海の生き物たちの様子が、子どもらしい技法で上手く表されています。生物多様性が重要であることやそのために人の手によって海を汚すことがあってはならないことなどを理解して、では人間は何をしたら良いのかについても考えるきっかけにしてもらえればと思います。

福岡 貴彦
(東京都図画工作研究会・顧問)

クレヨンが水彩絵の具をはじく性質を使って、また手のひらや足の裏に絵具をつけてスタンプしタコやイカの海の生き物を描きました。そのスタンプには、周りの人の協力があっていろいろなサイズになっています。いつまでも海がきれいでいてほしいという願いが、青い海の色を塗る筆使いにも感じられます。

マエキタ ミヤコ
(環境広告サステナ・代表)

魚に表情がついていると思って、ふっと踏み込んでよく見てみると、手形で描いているんですね。人間と魚の関わりを見る人に想起させる力があって、魚の表情も良いし、それだけではなくて、イカとかも描いてあって、楽しそうで和気あいあいとしている感じが、きれいごとではなく、体感的に感覚的に出ていて面白いなぁと思いました。

「ぼくとなか間たち」

鹿児島県 持田 勇信(2年)

いつまでも動物と自然と仲よくしたい。

審査員のコメント

奥 真美
(首都大学東京・都市環境学部教授)

真っ赤なお日様のもとで、木々や鳥たちに囲まれて楽しそうに過ごす子どもたちの様子が表現された、個性的な作品です。自然も動物も人間もともに仲良く過ごす、こんな幸せな日々がいつまでも続いてほしいという思いが良く伝わってきます。人間が他の生物とともに仲良く暮らしつづけるにはどうしたら良いのか、ぜひ考えてみてくださいね。

福岡 貴彦
(東京都図画工作研究会・顧問)

中央に描かれた三人の笑顔には、仲間といると楽しくうれしいという気持ちが見る者に確実に伝わってきます。後ろに描かれた木や鳥や太陽もみんな仲間であると言っています。お決まりの茶色ではなく、ピンクと青の絵の具を重ねた地面の表現には、作者の普段からの観察力がうかがえます。

マエキタ ミヤコ
(環境広告サステナ・代表)

まず、ユニークなのは、太陽が大きく描かれていて、描き方が二重になっていたり、それが格子状になっていたり、不思議な太陽になっているところです。また飛んでいる鳥の線が入っていたり、あるいは塗りつぶされていたり、人も体が伸びていたり。描いた人の気持ちのポジティブとネガティブの両方が含まれているみたいで面白く、なかなか考えさせられる絵です。

SGホールディングス賞

「ぼくの宝物」

長崎県 川口 櫂(4年)

お父さんのビワ畑やみかん畑、お家の近くの海。それはぼくが大好きな場所。50年たっても今と同じ場所であってほしい。

審査員のコメント

奥 真美
(首都大学東京・都市環境学部教授)

人々の生活と自然環境とが共生している、日本のすばらしい里地里山の原風景のなかに、作者とその家族が描かれており、見ていてほのぼのとした気持ちにさせてくれる作品です。日本の各地で失われつつある里地里山を守って、50年後もそしてその先もこの作品にあるような風景を見つづけられるようにするには、どうしたら良いのでしょうか。ぜひ考えてみてください。

福岡 貴彦
(東京都図画工作研究会・顧問)

一見あっさりと書かれた表現にも、人物や植物、動物などの描写に、正確な観察による、気持ちのこもった丁寧さが見えます。それは作者の、テーマに対する思いの強さの表れです。世の中の状況が激しく変化していく中、自然や愛情など大切なものはずっと失いたくないと、われわれ大人が見習わなければならない主張が伺えます。

マエキタ ミヤコ
(環境広告サステナ・代表)

よく観察して描かれていて、体験に基づいていると思います。真ん中で手を広げて自慢気な自分の顔が描かれていて、ビワの葉っぱの色もとてもリアリティがあります。ミカンの描き方も立体的で、コラージュ的に描いていますが、里山を大事にしたいという気持ちが素直に描かれていて良いなと思います。色の使い方が斬新。おじいさんかお父さんがビワをとる木が妙にリアルに描かれているところが好きです。

「こん虫のもり」

長崎県 神原 颯人(2年)

こん虫たちがたくさん生きてる森。

審査員のコメント

奥 真美
(首都大学東京・都市環境学部教授)

カラフルかつダイナミックに、いろいろな形や大きさの昆虫が描かれています。こんな昆虫たちがいる森を想像しただけで、ワクワクしますね。たくさんの種類の昆虫たちが暮らす森って、どんなところなのでしょう。昆虫以外にもどんな生き物が暮らしているのかな。どんな種類の植物や木々があるのかな。昆虫の暮らしを支える森のしくみについても調べて、どうしたら森を守ることができるのか考えてみてくださいね。

福岡 貴彦
(東京都図画工作研究会・顧問)

この絵の中には何匹の昆虫がいるのでしょうか。その昆虫たちもそれぞれが特徴を持ち同じものはありません。作者の昆虫に対する思いの強さを感じ取ることができます。水彩絵の具を巧みに水の量を調節しながら、色を混ぜ重ね微妙なトーンを作り出し、直接画用紙に描く高度な技法は、画面を美しく仕上げています。

マエキタ ミヤコ
(環境広告サステナ・代表)

この作品の面白いところは、虫がぎっしり描かれていて、少し抽象画のように滲んでいますが、気にせずガンガン描いているところです。勢いがあって賑わいがありますね。本能的な絵。単純ですが、生物多様性ということを描いています。虫と聞くと「嫌い」という人もいますが、そうではなくて、虫だらけ、虫がぎっしりというところがメッセージになっているんですね。

優秀賞

「自然を大切に」

京都府 小倉 みつき(6年)

減っていく緑を大切にして、平和な世界に一歩ふみだせたらいいと思う。

「自然を生かす」

鹿児島県 菅村 憲臣(6年)

太陽光発電や風力発電など、自然を生かした活動をしていこうと言うメッセージ。

「いじめのない平和な世界をめざして」

大阪府 滝澤 璃於(6年)

全国でもいじめや事故がおきているので、未来では平和な世界があることを思ってえがきました。

「グリーンカーテン」

奈良県 畠本 征太(6年)

夏の暑さとともに成長して、暑さがピークにきた時は、日差しを通さないくらいに、緑の葉ですずしさを感じ、夏だと思うしゅん間を味わえるからです。

「自然」

奈良県 牧井 晃(6年)

水の中にいる生き物がいきれるキレイな水をいつまでも大切にしよう。という意味をこめました。

「プラスチックから海を守る」

神奈川県 平野 史瑛奈(6年)

いまある海がこのさきどんどんあれてプラスチックまみれになるのではなくて、このさきどんどんきれいになっていく海をねがい描きました。

「雨からのマイクロプラスチック」

神奈川県 松本 華凜(6年)

プラスチックを使ったり、ポイ捨てをすると、マイクロプラスチックになり、魚や牛などにも害が起こるのでポイ捨てなどをやめてほしい。

「美しい海と生き物」

兵庫県 眞鍋 みくり(6年)

私は海を見るのもおよぐのも大好きです。そんな「さかながおよぐ美しい海がずっと未来へ続くように」という思いをこめてこのメッセージを書きました。

「一っ飛びの使命」

京都府 森岡 葵早(6年)

つばめは渡り鳥で世界各地に生息しています。大空をつばめは飛びまわりながら、今世界中で問題になっているマイクロプラスチックを知らず知らずのうちに食べてしまっている海の生き物達にそのことを知らせます。動物達は人間の環境汚せんに気付き、知っています。同じ生き物として、私達もしっかりこのことに目を向け、取り組んでいく必要があると思います。

「海が泣いている」

広島県 山道 稔晴(6年)

人間が捨てたプラスチックゴミにより、生命をおびやかされた海の生き物が悲しんでいます。ゴミについてもう一度考えてみよう。

「いつまでも」

奈良県 山本 侑奈(6年)

大仏さまもほほえんでくれるような、豊かな自然ある町でいてほしい。

「生き物を守るために」

兵庫県 吉井 舞耶(6年)

車やバスからでる排気ガスは、人間にも植物にもわるいので、それをイメージして書きました。車やバスは人間にも地球にも悪えいきょうをあたえます。それば、地球温だんかです。地球温だんかのおもな原因で私たちが止められるのは、車やバス以外ののりものを使うことだからこのポスターをかきました。

「川と森と自然」

茨城県 今泉 大芽(5年)

ぼくは、虫が好きなので、自然を守りたいという思いで絵をかきました。

「Ecoの未来へがんばろう」

東京都 ウォン 心楽 アリエル(5年)

佐川急便のトラックとみんなでエコの住みやすい豊かな未来にがんばっている絵にしました。

「カラフル・オーシャン」

兵庫県 太田 煌士郎(5年)

この絵のようにきれいな海がじつげんしてほしいと思ってかきました。

「水をきれいに」

奈良県 岡田 真衣(5年)

ホタルがくるようなきれいな水にするというメッセージをこめてかきました。

「大切な水し源」

大阪府 岡部 佑星(5年)

水を大切にすることをみんなに伝えたい。

「うまれ変わろう地球の環境」

愛知県 小木曽 彩葉(5年)

いろんな環境もんだいになっていることをなおして、みんな幸せにくらせるようにしたいな。

「自然豊かな町」

東京都 近藤 悠貴(5年)

レジぶくろをもらわない事。家ぞくみんなで同じへやですごす。いらなくなったものをゆずる。
実さいにこのようなことになってほしい。

「みんなの地球」

奈良県 澁谷 彩羽奈(5年)

地球は、人間だけのものではない。一人でも多くの人が、自然と動物(命)を大切にしてくれたらいいなと思います。

「未来につなぐ大空」

奈良県 染田 姫那(5年)

鳥たちがいつまでも きれいな空を飛んで 楽しんでほしい。

「豊かな森を守るためには」

愛知県 服部 椿(5年)

森はどれだけ大切なものなのかみんなに知ってほしいという思いでかきました。

「キレイな海」

群馬県 細貝 柚(5年)

きれいな魚達だけをとらないでほしい。プラゴミなどを捨てないでほしい。そんなメッセージをこめてこの絵をえがきました。

「やっと水を・・・」

和歌山県 山下 沙弥(5年)

飢餓で苦しむ人がたくさんいる事を伝えたいと思いました。

「いまもうつくしき花。」

奈良県 山田 帆夏(5年)

このえはぜつめつしそうな花をかきました。このいみは とてもきれいな花なのに 人間のせいでなくなってしまった花をすこしでもへらせるよう このえをかくことになりました。へただけど きもちがつたわるように一生けんめいにかきました。

「みんなが みんなで」

三重県 伊藤 結(4年)

みんなが差別をなくし、みんなで地球を守る事ができる未来がいいと思ったので、この絵を書きました。

「安心して食べられる朝ごはんを 未来にもとどけつづけたい」

奈良県 垣内 大地(4年)

安心安全な朝ごはんをずっと食べるためには、色んな生き物が元気にくらせるかんきょうを守りつづけていかないといけないというメッセージ。

「魚がすめる海」

奈良県 神農 優大(4年)

生き物たちが元気に生きてほしいからきれいな海で魚たちが楽しくくらしていると思ってかいた。

「ウミガメしくしく」

埼玉県 酒井 愛翔(4年)

海にごみをすてないでというメッセージをこめました。

「しあわせの水」

大阪府 坂口 明穂(4年)

人や動物、虫、植物がしあわせに生きれるように水が飲めるようにかいた。

「魚がたくさんいる、きれいな海」

奈良県 髙塚 陽向(4年)

みんなが海にゴミをすてないようにすることで、魚が元気にくらせるきれいな海になってほしい。

「いろんな魚がいる平和な海。」

新潟県 武石 隼翔(4年)

ごみがなくて、魚がたくさんいる海になってほしいと思ってこの絵をかきました。

「とびらの向こうは 今とちがう」

熊本県 西浦 沙也香(4年)

今と ぜんぜんちがう かんきょうにならないよう みんなに よびかけたい気もちで かいた。

「豊かな自然とコウノトリ」

大阪府 ビリンガム 弓良(4年)

ぼくは野鳥が大好きです。この夏休みにコウノトリの本を読んで、コウノトリの保ご活動にとても感心しました。それで、コウノトリの郷 豊岡に行きました。みんなも、自然を守ることに協力して下さい。

「たすけて!!」

大阪府 森 悠仁(4年)

人間がすてたごみで魚たちがこまっているよ。ゴミをへらすために、リサイクルしたりエコばっぐをもってかいものしたりできることをがんばりたい。

「自然と人」

広島県 小田原 慎(3年)

自然をたいせつに。

「しぜんいっぱいの森」

静岡県 国井 泰真(3年)

どうぶつと魚たちが、げんきにくらしていけるようにかきました。

「しぜんゆたかなくに」

広島県 中村 月飛(3年)

しぜんいっぱいになるように。

「川はきれいに」

奈良県 西屋鋪 穂波(3年)

うつくしい川をのこしときたいから。

「森」

静岡県 三上 創一(3年)

どうぶつが、なかよくくらせるようにかきました。

「まもりたい、わたしたちの海を」

奈良県 森井 香穂(3年)

私は、りょこうでおとずれた「ふくい県海ひん自ぜんセンター」で、海の漂流物を見ました。海にあってはいけない物がたくさんありました。みんなできれいな海のある未来をつくりたいです。

「ほたるがすめるきれいな川」

滋賀県 八幡 友歌(3年)

ほたるがずっとすめるような川がいいな。

「水を大切に」

大阪府 山本 梨杏(3年)

こぼれると、もったいないなと思いながら書きました。

「ぞうのきばは、ぞうのもの」

大阪府 秋山 心絆(2年)

ぞうのきばをぬいて ネックレスにしてほしくない。

「みんながたのしくすごしている町」

愛知県 阿部 壮真(2年)

みんなが平和になるように。

「とてもあつい国」

愛知県 加藤 翼(2年)

あついとおもって かいた。

「ある日の夕日」

兵庫県 亀岡 陽(2年)

いつまでもきれいな夕日がみられたらいいなと思った。

「世界中の子どもたちで 大好きな海を守る」

滋賀県 永原 采宮(2年)

海がめと魚とかサンゴがいるきれいな海のトランポリンを世界中の子どもたちでまもる。

「みんなしあわせ」

愛知県 中山 佳音(2年)

土を元気にするミミズ、そこから ねを出す木や花、たべものみんなが元気になれる地きゅうになってほしいと思いながらかきました。

「ほしをいっぱいみる」

愛知県 槙 惇名(2年)

わたしは、ほしがきれいだから、100こほしがあるときれいだから100こあったらもっときれいだといいな。いまは かいたやつは58だったよ。

「山にごみをすてないようにしよう」

大阪府 山口 蓮(2年)

山にごみをすてなく 山がずっとキレイでいてほしい。

「みらいのエコショッピング」

兵庫県 吉冨 舞(2年)

みらいでもエコバッグをつかうかなとおもいながらかきました。

「海をピカピカに…」

大阪府 渡邊 侑介(2年)

海をピカピカにしてほしいから。

「エコゆうえんち」

鹿児島県 石谷 咲穂(1年)

リサイクルでできたゆうえんち。

「みらいのたねまきエコカー」

京都府 植松 岳(1年)

きがいっぱいはえてほしいから、たねをまく車をかきました。ソーラーパネルやあめの水をつかえます。

「さかながいっぱいのうみ」

兵庫県 神山 明璃(1年)

さかなが いっぱい いるうみで ずっとおよぎたいな。

「うちゅうじんもビックリ!きれいなちきゅう」

愛知県 冨本 研太郎(1年)

環境にやさしいエネルギーを大切にして、森や動物たちを守りたい。将来、宇宙人に出会ったら、きれいな地球を自慢したい。

「たくさんの いきものが およぐうみ」

広島県 藤川 周(1年)

きれいなうみで たくさんの いきものが およいでほしい!

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